フライ

グッドナイト・ムーンのフライのレビュー・感想・評価

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)
3.9
離婚した母親と二人の姉弟、父親と継母の交流を描いた胸熱な内容は、子供達を中心に母と継母の関係と子育てをストレートに描いている上、二人の母親の秀逸なキャスティングも手伝いとても感動出来る素敵な物語だった。
二人の姉弟に気に入られようとジュリア・ロバーツが演じた継母が空回りしながらも健気で必死な姿は、彼女の魅力も重なりとても良かったが、なんと言ってもスーザン・サランドンの母親役の序盤と終盤のメリハリのある設定と演技は感動してしまった。父親役のエド・ハリスは昔から好きな俳優だが、そんな彼が霞むほど二人の母親としての演技は圧巻!
母親と子供、特に娘とのやり取りは、母娘の特別な絆を感じたし、羨ましくも思えた。途中から涙なくしては見れなかったが、家族とはどう言うものかとても考えさせられる素敵な作品だった。
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