毒キノコ食べたら予知夢が見えるようになったよ！
さぁ皆んなもトリップだ！
これぞヘッポコキノコホラー！

キノコホラーって聞いてマタンゴや恐怖キノコ男的なキノコ大暴れな展開を想像してたら、毒キノコでトリップしたいお馬鹿ティーン達が勝手にアババになって自滅していく系でクソおもんない。

殺人鬼さんも微妙な殺しっぷりにゲンナリ…当然グロなしでござい。


もうラストなんかどんでん返し狙ってるようなストーリーなだけにオチ読めすぎでヒネリなし！

ただヒロインのおつぱいがなかなか良かったんでプラス0.5で！

日本での公開を自粛した問題作らしいですがそのまま自粛してくれても良かったやつですね…
もっと面白いホラーいっぱいあるんやからなぁ。
残念！

• #ヘッポコ映画

アイルランドの伝説的なマジックマッシュルームを探しにキャンプに訪れた5人のアメリカ人学生。タラが危険な猛毒のマッシュルームを食べた後、仲間が次々と惨殺され…というストーリー。
マジックマッシュルームを食べた若者達が森の中で正体不明の殺人鬼に襲われるスラッシャーホラー映画です。
タラはガイドのジェイクが警告していた最も危険と言われる「デス・ヘッド・マッシュルーム」を食べてしまい強いトリップに襲われる。その幻覚キノコの作用で未来を予知する力を手に入れたタラは、仲間が謎の殺人鬼に襲われて殺される予知映像を見るようになり、という内容です。
日本でも問題になったマジックマッシュルームを題材にしたホラーですが、展開的には田舎に遊びに行った若者達が殺人鬼に襲われるという田舎スラッシャーですね。序盤でヤギはねちゃった主人公達の前にいかにも怪しい見た目の森にすむオッサン二人が登場したりする所は「クライモリ」みたいですね。キャンプでたき火を囲みながらかつて森の奥深くにあった少年院で「闇の修道士」と呼ばれる男が大量殺戮犯したという怪談話語られたりする所も定番という感じです。
序盤で主人公タラは錯乱状態になるか死をもたらす、しかしどちらもクリアすれば超自然的な力が取得でき、未来が見えるようになるというデス・ヘッド・マッシュ・ルームを口にしますが、ガイドのジェイクも煎じて摂取すると言ってたのを直食いするとかバカなんじゃないかと思いましたね。それで発作起こしちゃうし。
森でキャンプする一行ですが、次々と仲間が何者かに襲われて姿を消していき、死体となって発見されますが、主人公も含めて全員ラリってるので何処までが現実でどこからが幻覚かハッキリせずに見てるこっちもやや混乱します。殺人鬼に襲われるシーン出たと思ったらタラの見てる幻覚で、予知したんだ！とか、発作に襲われてこれから起きる映像が挿まれたりして話が割とつかみにくいですね。森の中でタラが見る黒いローブを着た修道士はちょっとオカルトっぽい雰囲気も出してます。メンバーで一番のバカのブルートがラリってみる喋る牛の幻覚は一番面白かったかも。裸の女の後追いかけて行こうとするブルートに「やめとけよ。やられるぞ」と警告してくれる親切な牛さん(笑)「ただの牛の癖に」という言葉に「ただの牛じゃない、喋る牛だ」と返す所も面白かった。正直、この牛のインパクトありすぎて後の幻覚のインパクト薄まっちゃったかも(笑)
舞台となるアイルランドの森が出す陰鬱な雰囲気も良いですし、映像センスも良い、テンポも悪くないし話も悪くないと思うんですが、肝心の殺人鬼の襲撃シーンに迫力がないし、犠牲者が殺されるシーンもアッサリしてて直接的な殺害描写もほぼないので怖さが全く感じられないんですよね。タラの見る幻覚シーンでもハッキリ殺害シーンなくてなんかいつの間にか殺されてた、という感じなので迫力や緊張感を感じられませんでした。折角「幻覚か現実かわからない」という設定使ってるんだから、エグイ殺害方法や幻覚見せても良かったのに、そういうのが全然ないんですよね。
最後に明らかになるオチもジェイクの「デス・ヘッド・マッシュ・ルーム」の説明の時点で読めちゃいましたし、案の定なオチでしたね。「○○テ〇〇ョ〇」と同じオチだし。まあ、このオチ自体は夢オチよりはましだとは思いますが。
話自体は悪くないと思いますし、センスも悪くないんですが、スラッシャーホラーと考えたら怖さや迫力がないから微妙な作品という感じですかね。サスペンス・スリラーとしては悪くないんじゃないかな、とも思います。

‪マジックマッシュルームの魅力にとりつかれた5人組はトリップの為、アイルランドの森林公園を訪れた。多少のトラブルに見舞われつつも彼らは無事テントを張り、マジックマッシュルームを探しに木々の中を進む。そんな中、タラは目的のキノコに似たデスヘッドという、危険なキノコを口にしてしまった。‬

• #夢オチに次ぐ夢オチ
• #喋る牛さん
• #なんのひねりもないオチ