ぶちょおファンク

ハサミを持って突っ走るのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ハサミを持って突っ走る(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★3 終盤★3

むかしWOWOWかなんかで何気に観て面白かった印象のある作品。
製作にはブラッド・ピットも名を連ね、監督・脚本のライアン・マーフィーは今作が映画監督デビュー作とのこと。

良い点
◯フィンチ姉妹(グウィネス・パルトロウ、エヴァン・レイチェル・ウッド)が可愛い♪
前は多分グウィネス目当てでしたが、
今回は連ドラ『ウエストワールド』出演で気になったエヴァンが出てるのを知り再観しましたが小悪魔キャラでサイコー!😻
◯音楽の選曲。

残念な点
●群像劇というより単に登場人物が多く少し散漫なストーリー展開になってしまっている。

☆総評
アメリカン文学によくある題材でベースはフィクション小説だろうとは思ってたけど、エンドロールで“オーガステン・バロウズの想い出を…”
とあり“実話ベース”だと知り、そして恐らく原作者ご本人だろう人物がオーガステン青年の隣に登場しビックリ!

美容師を一時期目指した青年だからハサミなのか?
ハサミを持ってフィンチ医師を…は別人物でそんなに重要な出来事ではないし、
でもそれをした人物はオーガステンにとって大切なんでこういうタイトルにしたのか?
それとも“ハサミ(シザーズ)”はシザーがふたつ重なり切る道具なんでそう言った意味合いの暗喩もあるのか?

不思議な味わいと切れ味、あまり知られていない隠れた良作と評価したい。


2021年12本目・再観(+短編3本)