たき

愛しのアクアマリンのたきのレビュー・感想・評価

愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)
3.5
エマ・ロバーツの顔面がドストライクなので観ました。

久々に頭空っぽにしてパリピヒャッハーな惚れた腫れたの王道ラヴコメにでも興ずるかグヘヘとかおもたのですが、いやはやこれが。なかなかどうして。←そのキモイのはなんとかならんのか。

小さい頃は神様がいて。(©荒井由実)
庇護の下、その手の届く範囲でしか生きられず、その手の届く範囲こそがほぼ世界のすべてといっても過言ではなく。
誰にでも、かつては両親という名の神がいたはずなのですよね。
神なのだから、いつまでだってそばにいて、無限の愛を注いでくれるはずだと確信しているのですね。
だけどひとはいつか気づいてしまうのだと思うのです。いつまでもその庇護の下生きていくわけにはいかない。両親だって神でもなんでもなく、自分たちと同じただのニンゲンなのだということを。
それは誰もが逃れられない通過儀礼で、大げさでなく人生最大のパラダイム・シフトであり、試練以外のなにものでもないのですよね。

それらすべてを解決してしまうデウス・ウキス・マキナ。それこそが愛することだとうたっているのですこのおはなしは。

愛されるだけでなく、愛することが大事。

劇中、クレアもヘイリーもアクアマリンも出てくるひと出てくるひとみんなかわいい。
レイモンドとかめちゃくちゃいいやつ。絶対ただのパリピヒャッハーだと思ってたのに。←パリピヒャッハーてなんやねんな。
たき

たき