Hagieen

レスリー・チャンの 神鳥英雄伝のHagieenのレビュー・感想・評価

3.0
神鳥英雄伝というタイトルで、もしや金庸の原作じゃないよなぁ・・・とバッタモノと思っていたら、金庸の神鵰俠侶の映画化だった。
香港ではアンディ・ラウやルイス・クーがTVドラマで主演をやっていたもの。
前半はしっかり原作を踏襲した流れだが、後半のダイジェスト感がハンパない。映画の尺に収めるのはハナから無理なので、ストーリーはアレンジが必要というものの、観ている人が原作を読んでいる前提で制作された感じ。
全体尺のバランスなんて最初からプランに無いんだろうな。まぁ、そこが当時の香港映画らしい。
剣戟アクションは当時としては頑張っていると思う。ワイヤーアクションもワンチャイ前夜という時期を感じさせる。
神鳥だが・・・アレは原作もあんななので、映像化はキツイ上に何も知らないで観た人は混乱するだろう。

しかし金庸作品の映画は無茶苦茶なモノが多いので、よく毎度許諾するなと思うw
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