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セクレタリーのmiーcheのレビュー・感想・評価

セクレタリー(2002年製作の映画)
4.5
根暗な変態紳士とドMな淑女が出会ってしまった。
というより出会うべくして出会ったのではないだろうか。

巷に溢れる恋愛映画よりもはるかに純愛に思える。

一歩間違えれば下品なポルノ映画になりそうなのにすごく品を感じた。
丁寧で洒落たセットや心地よい音楽、男の静かだけど強い意志を持った声、女の理性より本能が上回ってしまった瞬間。

あくまも職場であり雇用主と労働者の関係というところでぎりぎりなんとかやっていけてるのか。

何度となくでてくる、彼女が一人我慢に悶えているところを、男がそっとのぞき込むシーンが一番お気に入り。

紳士ぶった根暗なむっつりスケベほど変態なものはない。
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