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プレイタイムのniwarieのレビュー・感想・評価

プレイタイム(1967年製作の映画)
4.4
逗子海岸映画祭にて。

ストーリー展開はドリフのコントを見ているようで皮肉まじりで笑える要素満載。面白い!

映画は画と音の音像で成り立つトーキー映画の反対な、昔ながらのサイレント映画のようなパントマイム的構成。

画の構図やセットはデザイン的で舞台的でもあり。
音に関してはパントマイム映画に靴音、鞄のタグ、ドアの開閉の音etcの効果音を楽しくちりばめてみました!とゆー感じ。効果音ですらとにかく、お洒落で可愛い。
なので、もしかしたら字幕がなくても面白く感じられるのかも。

ピナバウシュ(振付家)の舞台演出にもどこか通じているようにも感じたし、ウェスアンダーソンの師匠なのね!と思うほどに構図、洋服の丈などへのこだわりも素晴らしかった。
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