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フェイブルマンズのniwarieのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッド映画史ざっくり100年として

私の観てきた大好き世代の監督達が
自伝映画や自伝的マルチバース映画を世に出しているこの5〜10年

どの監督も大好きだけどやっぱりスピルバーグは私にとっては特別で亡くなってしまったらと想像するだけでつらい………ので考えたくはないけど、これからも色々なものを遺していってほしいと思っている。

my pleasureだなんて
配役も台詞もずるい!!(歓喜)し
こちらこそ映画監督になってくれてありがとうすぎるぞ!とまたなったよ。(レディプレの感想のまんま)

エブエブに続き家族の話が続いている。
今日はそんな日なのかも。

欲を言うと、スタジオ見学ではぐれたふりをして潜り込んで守衛さんと仲良くなってそこからスタジオで働きだすまで…も見たかった。でも少年のままで終わるのも、コッポラのアメリカングラフィティ的道を通ってきたのを連想させるのもよかった。

ラストカット、画面が横ブレする意味には何かが込められてるのか気になりすぎるのでどなたか教えてほしい。
地平線を探していた…??

あとは映画としては各々補完して観てると思うので正直物足りなさはあると思う。
エンドロールに名前が出てる1人1人にもこの映画的人生ドラマは探せば出てくるかもしれない…と思わせてくれるのは大御所には好きを継続する努力さえあれば誰でもなれるんだよ、、というメッセージと前向きに受け止めておきたい。

そもそも10代の頃から人を集めて協力してもらう才能があること自体がもう監督向きすぎて何も言えないんだもの…(小声)

クレジットやエンドロールに名前が載るまでの道のりは人それぞれ。みんな頑張ろう!!的なエールをほんのり感じた。

夢が叶うには努力もあるけど、経験上、他人が唐突に叶えてくれるものだと思って生きてきたのでその辺りはこれからも頑張っていきたいと思えました。とりあえず週明け仕事頑張るね…
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