四季折々の土の香りがした
帰りにカレー食べるつもりだったけど
即、定食屋にかけこんでる
お米とお味噌汁と漬物がどうしても食べたくなってしまい…
死ぬ前に何食べたいか?と今聞かれたらここに出てくる朝食って言う
向田邦子の常夜鍋と
ここでの筍/山椒/わかめの炊いたやつは
今も我が家の旬定番メニュー
(原作はわかめがあった気がするの。山椒の葉は盛り付ける前に手のひらに乗せて叩いて香りを出す!と教わった大元はこの原作な気がする)
この昭和の残り香のような食と生活、
今はスーパーにいけば旬のもの並んでるけど
そこまで旬!!!!ってならず、
居酒屋のメニューで季節を感じ呑み生きている気がする(銀杏とか、ホタルイカとか)
食べることが大好きな家族の中で育ったので
共働き両親で大忙しのはずなのに都心の生活なりに食育があったのだな、と大人になりありがたさをものすごく感じる。
梅干しも梅酒も今は作っていないし、裏庭のミニ畑(鍬で耕してた)もないけど、、
旬を意識して季節とともに食と景色の移ろいと家族(家のご飯の味)を感じて丁寧に生活していきたいよね、と改めて思える映画でした。
1点だけ、、、
エンディング曲、なくても良い気が……いきなり都会のギラギラ沢田研二になってしまうのでそのまま里山のサウンドスケープで終わって欲しかったな笑