ベビーパウダー山崎

陰謀のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

陰謀(1995年製作の映画)
3.0
流行りの二番煎じ、三番煎じで金を儲けるD級監督ジョン・エアーズの最高傑作らしい。序盤のエレベーターでの駆け引き、終盤の高層マンション備え付けのゴンドラでのアクション、どちらも高低差を利用した宙吊りの見せ場。それなりにハラハラするが、わざわざビデオを買ってまで見る必要もない。執拗なまでに追いかけてくる殺し屋のチート感は悪くない。なにかあれば格好つけたスロー、思わせぶりな手足のアップ、だめな演出として勉強にはなる。気がつくと適当に出演しているクリストファー・プラマーが首から血を流しながら無駄に死んでいた。