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八甲田山のlagのレビュー・感想・評価

八甲田山(1977年製作の映画)
3.5
日露戦争に備えて輸送陸路の検証。大暴風雪で視界は真っ白に風の音で何も聞こえず体感温度は下がり声を発するか力尽きて倒れるまで岩なのか人間なのか判別できない。道案内の先導を拒否したから血だらけになって斜面を滑落。脳裏の春と芥川也寸志の音楽がさすがにくどい。

網走で寒冷地の経験がある高倉健。見放される北大路欣也。兄弟の片割れな前田吟。生き残りの緒形拳。島田正吾と大滝秀治と小林桂樹の安易な発想。加賀まりこは序盤だけ。厳冬期の雪山に難色を示して室内のみになった丹波哲郎の代わりに行かされた上官役の三國連太郎。
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