花とみつばち

ザ・プラマー/恐怖の訪問者の花とみつばちのレビュー・感想・評価

4.0
心理描写が巧みで上手い!
ある時、予告無しに訪れる配管工のマックス。その住人のジリーは自宅を非常に気に入った空間としているのだろう。そのマックスは、たぶん仕事が出来ない配管工なだけなんだろうけど ( ちょっと謎 ) 、雑でラジオの騒音と不快感こそ名前と同じマックスである。
だが、スイス留学で頭がいっぱいの夫、友人メグ、管理人もさほど彼を気にしていなくて、ジリーは周囲に共感してもらえない。「私が神経質なのかしら?」やいらつきながら扉を開けマックスの額から血が出る時にも自分を責めてしまう…
ようやく一週間我慢して修理が終了したかと思えば、また……
自分の大切にする空間に公害の様に侵食される恐怖と、人各々不快感の感じ方が違う為に合わせて孤独が押し寄せる。
この作品に共感いっぱい!
花とみつばち

花とみつばち