キャッスルグレンギャリ

ミュンヘンのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
3.5
U-Nextで鑑賞。この事件のニュースはリアルタイムで見聞きしました。イスラエル政府がどのように報復を決断し、進行させて行ったのか知りたかったし、スピルバーグ作品なので退屈はしないだろうと観始めたのですが。。
時間はちょっと長すぎた。
テロリスト集団「黒い9月」のターゲットが8人もいたこと、首謀者「サラメ」までたどり着けなかったことが映画化を難しいものにしていたと思います。アイヒマンやハインリヒの大物一人をじわじわと追い詰めて行く方が緊迫感がでます。本作のもとになる事件はそうではなかった。スピルバーグはサスペンスを描いたいわけではなかったのだろうと思いますが、そこは映画なので。