原題はrestless(意味は「休む間がない、不安な、落ち着かない」)
イーノックは幼い頃に両親を交通事故で亡くし、幽霊である神風特攻兵のヒロシと会話をし生活している。
一方、アナベルはガンで余命幾ばくもなく、余生を淡々と過ごしている。
そんな二人がある告別式で出会い恋に落ちて行く。
若くして、死を身近に感じ生きることはどれほどつらいことなのか、それはおそらく想像以上につらいことだろう。
それでもこの映画全体を貫く哲学はヒロシの手紙にあった以下のフレーズなのだろう。
"死はたやすく、つらいのは愛"