OASIS

ペナルティ・パパのOASISのレビュー・感想・評価

ペナルティ・パパ(2005年製作の映画)
2.9
少年サッカーの監督に抜擢され、子供達よりもハマってしまう父親を描いたコメディ。

ウィル・フェレルとロバート・デュバルが親子同士で対立して子供達そっちのけでサッカーに熱を上げる。
息子よりもサッカーよりも、自分が父親に勝つ事の方が何よりも大事で、勝つ為には相手チームの子に罵声を浴びせようが関係ないしそんな様はみっともないが可笑しい。

ウィルの演技は前半抑えめだが、後半になればなる程周りが目に入らなくなっていつものはっちゃけキャラになって行く。
飲めなかったコーヒーの味を覚えてからというもの、毎日ガブガブとコーヒーを摂り続けてカフェイン中毒になった彼を止められる人はいない。
その暴れっぷりが狂人の域なので笑えないのだが、何事にものめりこみ過ぎてしまうと周りから見れば恐怖の対象としか映らないんだなとは思った。

息子以外のキャラクターにわりと個性が強い子が多くて霞がちですが、ずっとベンチを温めてた彼にスポットライトが当たる瞬間はなかなかのハートフルさだった。
ウィル・フェレルのお父さん役はなかなか見れないのでこういう映画にももっと出て欲しいなと思います。
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