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鏡の中にある如くのmajiziのレビュー・感想・評価

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)
3.5
精神を病んだ娘をとりまく3人の男たち。

彼女の父、夫、弟は表面的には優しい。
でも実際は自分勝手で、ひどい人間たちのようかに映ります。

献身的に介護したり心のケアをしていれば、それが正解で理想的なのか。
簡単なことではないし、現実は過酷。

家族にもそれぞれ生活や領域もあるのに、全てを犠牲にして支えるなんて非現実的。

この作品は何を訴えかけたかったのか、ずっとわかりませんでした。

彼女だけが神を信じて、その姿を見る。
それは恐ろしくて…

神と愛のお話。
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