このレビューはネタバレを含みます
これもヒッチコックの巻き込まれ系主人公の話。
今作は架空のスパイになっちゃったばかりに悪い奴らから命を狙われることになるって話なので、結構アクション多めかも。
投げナイフの達人とか、ボトル1本酒を飲ませるというザルな殺害計画とか、例のごとくツッコミ所は多い。
いつもどおりの突き放した様なぶち切りのラストが来るかと思ったら、手のアップから列車に場面がワープするのこれまでの監督作の終わらせ方で一番好きだった。
ジャケットになるぐらいなので、一番の見せ場だと思われるだだっ広い道でセスナに強襲されるシーンは手に汗握るな。