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北北西に進路を取れのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
5.0
何度観ても楽しい作品。しかも凄く洗練され洒落てる。内容がメチャメチャ詰まっている上に展開も早い。次から次へとスリルとユーモア繰り広げ、そこにアクションを織り交ぜて名シーンの連続でアッという間の137分。

まずはオープニングのソール・バスによるタイトルのデザインがスタイリッシュ極まりない。私的にソール・バスのデザインは好きなものが多い。酒を飲まされクラシックカーに乗り・・・・。(架空の人物?!)キャプランを追い特急寝台列車に乗り・・・・。郊外の広大な平原で軽飛行機に・・・・。ホテルのオークション会場で・・・・。歴代のアメリカ大統領の巨大モニュメント(ラシュモア山)に追い詰められて・・・・。圧巻!

主演のケーリー・グラントは50代とは思えないセクシーさでエヴァ・マリー・セイント演ずるヒロインとラブロマンスも披露している。

あの人は最初のシーンでバスに乗り遅れていたなぁ・・・・。ヒッチコック作品(全作観た訳ではないけど)の中でも凄く好きな1本だ。

目眩く137分「North by NorthWest」まさに実在しない方位を観せられていたのだろう(笑)
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