ねむ

幸せなひとりぼっちのねむのレビュー・感想・評価

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
4.5
どんな人の人生にも大きな喜びと大きな悲しみがあって、誰にもわからない知らない毎日が積み重なっていることをつくづく思う。ソーニャ!

これタイトルと観終わった時の余韻にギャップを感じる。
タイトルで敬遠する人がいるならとてもせつない。
『幸せなひとりぼっち』というよりは『おじいちゃんの愛した日々とは』って感じ。
伝記を読んだあとみたいな気持ちになった。
その人その人が生まれてから死ぬまでの様々。
自分もその途中をどうやって生きていきたいのか考えた。
ラストシーン泣いた。
しあわせって、もし目に見えるなら会いたい人に会えるということ。

追記
こんな風に 喜怒哀楽をうまく表現出来ないけれど、なんにせよ みとめたものを深く愛するスタイルのひとグッと来る。
不完全さ。
オーヴェみたいな人に愛されたソーニャがどれほど幸せな人生だったかと思う。
彼女が太陽のように暖かく希望のある日々を過ごせたのはオーヴェの愛が揺るぎなかったからだ。
ねむ

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