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ペーパーハウス/霊少女のsmithmouseのレビュー・感想・評価

ペーパーハウス/霊少女(1988年製作の映画)
3.6
No500
クラスで浮きがちな主人公アンナがスケッチブックに自ら作った夢の世界に迷い込む。

凝ったシーンの多い、創造物が造物主を襲う悪夢的世界に(洋ゲーの「アラン・ウェイク」を思わせる)荒涼としたなんとなく不安にさせる空気感が充満して綺麗と同時に不気味なホラー。現実世界にも真っ暗なトンネルみたいな不気味アイテムがあり夢現の危うい境界を匂わせる。
シンプルな夢の世界で塗りつぶされた様に夕闇を纏った「パパ」が怖い。「シャイニング」かよ!?

化粧をしつつお絵描きもするという微妙な年齢の女の子の現実と空想の微妙なバランスを描いた映画。
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