ピッツア橋本

ダージリン急行のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

ダージリン急行(2007年製作の映画)
4.3
"そうだ、疎遠な兄弟とインドに行こう!"

7〜8年ぶり2度目の鑑賞。
ファーストシーンで
「あれ?ビル・マーレイも列車にいたっけ?」
と思ったら、ああそういうことか!と思い出す。ウェスアンダーソンのファンならサムズアップしちゃう冒頭5分。

それを経てのパッケージに映る、世界三大脱力系イケメンの競演による、オリエンタルな旅が始まる。
列車内と訪れる土地のコントラストが面白くて、
どこかの絵本を読んでいるような色彩感覚の構造美と、歴史的趣の高そうなインドの街並み、そして田舎はとてもイマジネーション高まる。


ストーリー的に盛り上がりそうで盛り上がらない、だけどほんのりユーモラスでオシャレな残り香がクセになるウェスアンダーソンテイスト。

あのインド美女のキスの仕方が濃厚にセクシーで、ドキドキしちゃいました笑

彼の作品群の中で、最も脱力してボーッと観るのに向くキャッチーな一作。
ピッツア橋本

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