"そうだ、疎遠な兄弟とインドに行こう!"
7〜8年ぶり2度目の鑑賞。
ファーストシーンで
「あれ?ビル・マーレイも列車にいたっけ?」
と思ったら、ああそういうことか!と思い出す。ウェスアンダーソンのファンならサムズアップしちゃう冒頭5分。
それを経てのパッケージに映る、世界三大脱力系イケメンの競演による、オリエンタルな旅が始まる。
列車内と訪れる土地のコントラストが面白くて、
どこかの絵本を読んでいるような色彩感覚の構造美と、歴史的趣の高そうなインドの街並み、そして田舎はとてもイマジネーション高まる。
ストーリー的に盛り上がりそうで盛り上がらない、だけどほんのりユーモラスでオシャレな残り香がクセになるウェスアンダーソンテイスト。
あのインド美女のキスの仕方が濃厚にセクシーで、ドキドキしちゃいました笑
彼の作品群の中で、最も脱力してボーッと観るのに向くキャッチーな一作。