けーはち

シェーンのけーはちのレビュー・感想・評価

シェーン(1953年製作の映画)
3.7
西部劇の名作。謎の放浪者がふらりとやってきて懇意になった地元民のために悪を倒し颯爽と去っていく、定番放浪ヒーローのフォーマット。今となっては格闘アクション等はモッサリだけど、早撃ち同士で一発撃てば決着というシーンは手に汗。傑作X-MEN映画『ローガン』でも触れられていた通り、「殺し」をやったらカタギに戻れないという感性は、『ハクソー・リッジ』的な古き良き宗教観に基づくものか。いかに正義の戦いでも例外ではないんだけど、大事なものを守るためにその罪は誰かが背負わなきゃいけない、きっとそれが、ヒーローだということなのだろう。シェーーーーン!! カムバーーーーーック!!!!