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カリフォルニア〜ジェンマの復讐の用心棒のodyssのレビュー・感想・評価

2.0
【活躍度足りなさ過ぎ!】

BS録画にて。
ミケーレ・ルーポ監督作品、1977年。
ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウエスタン。

南北戦争が終わった直後。
カリフォルニアと名のる謎の青年(ジュリアーノ・ジェンマ)は、南軍兵士だった気のいい青年ウイリーと知り合いになる。

しかし南軍狩りの男たちが跋扈する中、ウィリーは殺されてしまう。
カリフォルニアはウィリーの遺品を携えて彼の実家を訪ねる。

牧場を経営するウィリーの実家には、老いた父母と美しい姉ヘレンが住んでいた。
カリフォルニアはそこに住み込んで仕事をするようになり、ヘレンとも恋仲に。
しかし、町に買い物に出かけたとき、騒動に巻き込まれてヘレンは人質としてさらわれてしまう。鍵を握るのはここでも、南軍狩りの大立て者だった。そこでカリフォルニアは・・・

筋書がイマイチです。
主役の正体が最後近くまで分からない。
途中までの進行でもあまり活躍しないし、ウィリーの家に住み込んでも恋人をむざむざ人質としてさらわれてしまう。
最後近くで実は早撃ちの名人と分かるのに、最後まで早撃ちのシーンはない。
要するにヒーローとしての活躍度が圧倒的に足りていないのです。

おまけにBSでの吹替が山田康雄の担当。
おいおい・・・ルパン3世やクリント・イーストウッドじゃないんだぜ(笑)。
ジュリアーノ・ジェンマにあの声はないだろう!
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