ローマ帝国を舞台にした作品。ある将軍が失脚し、奴隷となり、剣闘士として命をかけた闘いで、頭角をあらわしていく。政治や権力と、彼の誠実さと剣の技量の高さが重なり合い、物語が動く。
映像の迫力がすごい。
半分以上らホアキン・フェニックスを観るためにこの映画を選んだけど、彼が演じている野心的で手段を選ばないコモドゥスに好感をもつことが難しく、悲しかった。でもやっぱりさすがの演技だった。
あくまでこの話は実話を元に作ったフィクションだと思うけど、エンターテイメントとしては波乱に満ちていて、わかりやすくよかったように思う。
歴史物だけどわかりやすいのが魅力のひとつだと思うけど、だからこそ個人的にはストーリーがハマらなかった。とはいえ、ぼーっと観てても面白かった。