kyoko

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップのkyokoのレビュー・感想・評価

4.0
たまたまNetflixで見つけたやつで、よく分からないままなんとなく観始めた。

ストリートアート(だけじゃないけど)に疎い私は、おそらく有名であろうバンクシーの名前もOBEYがアンドレだったことも初めて知った。
彼らの作品のクオリティが高くて、制作の様子にわくわくする。
カメラ大好き(というよりほぼ病)おじさんもストリートアートの魅力に取り憑かれて、最終的には撮りまくった素材を何かの形にするのかな?と思いきや。
びっくりした。
入口と出口がまるで違う。
こんな展開、誰も予想できないわ。

ティエリーの調子に乗るスピードが速すぎる(笑)
そのあげくの骨折のくだりは大爆笑した(絶対に罰が当たった)。

今ミスターブレインウォッシュと検索すると、「アンディウォーホルの再来」と出てくるが、これは今作でバンクシーが彼をそう評しているからだ。彼は遠巻きに現代アート全体(それに群がる人たちも含めて)を皮肉っているんだろうか。バンクシーが本当のところどう思っているかは謎のままだ。

とりあえず今後は、どういう形であれ安易にアートを語るのはやめようと思った(笑)

ついでに、現代アートの定義を調べてみた。

現代アートとは、大変説明が難しい美術ジャンルである。 現代美術、コンテンポラリーアートとも。 現代アート定義するのは難しく、「現代アートとは何であるか」と問うよりも、「伝統的・古典的なアートではないアート」という裏返しの定義のほうがイメージがしやすいかもしれない。(byニコニコ大百科)

なるほど。
要はわからないと。
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