shibamike

落胆無用のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

落胆無用(1921年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

20数分の短い作品ですが、自分はぶっ飛んだ。
普段、生活していてビル建設中の工事現場を見て、「あの鉄骨でドタバタしたら面白いだろなぁ~」と思う神経が信じられない。で、実際面白いという。

自殺方法で迷うシーンも笑った。で、ビルの天使のオブジェ見て「やったぁ死んだぁ」と勘違いするところ最高。結局、工事現場の高層階にいると気付き、生きるのに必死になるという、やっぱりドタバタって大好き…最高。ドリフの全員集合、TSUTAYAで借りよ。

鉄骨のドタバタシーンを観ながら、ハッとしたが、自分はトムとジェリーで似たようなドタバタを観たことがあった。チャック・ジョーンズ期のヤツ。恐らくトムとジェリーがハロルド・ロイドをパロったということでしょ⁉最強無敵のトムとジェリーが実写の映画をパロるって、言葉になりません。
昔の映画って何なん(笑)

アニメや漫画の創成期(1940-1950年代頃?)には実写の映画がネタとして参考にされ、そしてアニメや漫画が成熟してきた昨今ではアニメや漫画の映画化が大変賑わっている。持ちつ持たれつの関係で喜ばしいことなのか、これも自然の流れなのでしょう。
と、勝手に納得しながら帰宅ラッシュで激混みの電車にて一人遠い目。
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