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プリズン211のsmithmouseのレビュー・感想・評価

プリズン211(2009年製作の映画)
3.5
ジーパン刑事を凌ぐアンチヒーローがスペインで登場!その名は”ノーパン看守”( ゚д゚)!
でもとりあえず、シリアスなシーンでのノーパン呼ばわりは是非止めれ(´・_・`)。

「下着をはいてねえ!」
看守のフアンは初出勤の前日赴任先の刑務所に見学に来るが事故で気を失い応急的に無人の211号室に担ぎ込まれる。そこに折悪く暴動が起こり、囚人しか居ない刑務所内に1人取り残されてしまう。身分がバレれば即死亡。
しかも、その刑務所にはマラマドレという極悪非道の囚人がおり、所内を仕切っていた。

主人公のフアンは偶々その時は履ていなかったため、劇中はずっと”ノーパン”と呼ばれる(ノД`)。
でも、そんな脱力要素はどこ吹く風。
コレはかなり手に汗握れる展開が続く。
脱獄シーンやアクションシーンは殆どないけど、頭のいい駆け引きやノーパンの心境の移り変わりがダイナミックで見ていて飽きなかった。

しかも単純に外に出られればメデタシという感じだったのが途中で180度反転!
夫婦愛、特殊な立場にいるある囚人達、男同士の友情などがピンボールのクギみたいにノーパンを翻弄していく。
そして結末は全然予測できなかった方向に跳んでいく(;▽;)!

ビックリする程緊張感に満ちてクオリティが高い!
ノーパン以外の悪人ヅラもレベルが高い!
ジャケが武藤敬司っぽいてだけで借りたのがバカみたいに思える面白さ!

予測不能のノーパンミイラ取り映画。
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