アラサーちゃん

マイ・シスター・アイリーンのアラサーちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
ずっと観たかった作品。
数ヶ月前に鑑賞。

美しくて誰からも愛される妹。妹を可愛がりながらも、不器用でひねくれた姉。仲の良い姉妹はそれぞれ女優と作家という夢を抱いてニューヨークへとやってくる。そして、夢のために翻弄するなかで恋の予感が訪れる。

ジャネット・リーがすごくかわいくて、彼女がミュージカルに出ているなんて!とわくわくして鑑賞したのだけど、いやまあ、ジャネット・リー以上にベティ・ギャレットの『こじらせ女子』に他人事ではない親近感を覚える(笑)

綺麗どころにジャネット・リー、楽しい喜劇としてジャック・レモン、ミュージカルとして固めるのにベティ・ギャレット、ボブ・フォッシー、トミー・ロールといったところですかね。
ボブ・フォッシーは〖キャバレー〗や〖オール・ザット・ジャズ〗の監督で、ミュージカル映画界では有名ですが、出演作って調べてみたらあんまりないのね。〖キス・ミー・ケイト〗しか観たことなかったです。

ジャネット・リー扮するアイリーンの恋敵として、ボブ・フォッシーとトミー・ロールが踊るのがみどころ。
でも、ボブ・フォッシーとジャネット・リーのロマンスナンバーや、ベティ・ギャレット含めて四人で夜の公園で華やかに歌うナンバーも好きです。

個人的にはジャック・レモンが歌っているところに『えーっ!』ってなったんですが、このジャック・レモンとベティ・ギャレットのギスギス恋愛模様がいいスパイスになって絶妙に楽しい恋愛ミュージカル。

ラストも最高に盛り上がるボンゴ!!!