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牛泥棒のmendeのレビュー・感想・評価

牛泥棒(1943年製作の映画)
4.0
配信にもなくて、初めて見た43年の名作。
牛泥棒の犯人を自警団を組織して探しに行く。
捕まえた3人組は、殺害された牧場主の牛を率いていて証明書もなく、限りなく疑わしい。

保安官も不在で、裁判にもかけずに刑(私刑)を執行しようとするのが理解しづらいが、アメリカ特有の「自治」ってことなのかもしれない。
この精神がいまだに銃の所持を認めてるんだろうけど、よく考えたら「近代」を否定しているよな……。

ただ日本の現代でも飯塚事件が起こっている。もちろん私刑でもないし、冤罪と認められたわけでもないが。

自警団の中に1人女性が混じってるが、ホモソーシャルの中に入り込む女性が過剰適応してより先鋭化する典型的な例になっている。
今でも自民党の女性議員とかこんな感じだもんなぁ。
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