今まで観てきたメグ・ライアンの中で一番良いメグ・ライアンだった。いつもの、なんか少しさ?一歩前に出て来る感じが無いので、良かったのかも?役どころは一歩も二歩も前に出て来る人物なんだけどね?
子供の頃からボクシングと一緒に育って来たような娘、ジャッキー・カレン(メグ・ライアン)は大人になってもボクシングに携わる仕事に就くが、やっぱボクシング業界は男社会だし、なにより興行師って一面があるので、うまいこといかないわけ。そんなときに、ひょんなことから、あるボクシング選手との契約の権利を1ドルで譲り受ける…
実在するプロモーター兼、マネージャーのジャッキー・カレン。彼女がメインで話は進む。なもんでアメリカプロボクシング界の裏側みたいのが少し見て取れるけど、あんな甘っちょろくはないんだろね?実際には…カロッカって言う巨大なドンは映画内ではオトボケ入っとるけど、そんなね?泣く子も黙るみたいな感じなんじゃないの?って思ったり。まあ、そこらへんは濁しておくに越したことはないんだろうな?
途中から彼女と選手の間に亀裂が入ったりとよくある話が展開されて行くけど、ラストにかけてはだんだんと締まって行くので、ちと安心。ボクシングもちゃんとしてる。
あとさ?俺も思ったよ。
アンタ、なんで靴下配ってんのよ!って…
なんか今まであんましだったけどさ?メグ・ライアン頑張って欲しいなあ?って少し思ったよ。