記録。
戦いの前兆…？

ちょっと前に話題の『フロッグ』を観たんですよ。ほんでフィルマにMarkつけようと思って”フロッグ”で検索。そしたら検索結果にひょっこり現れたのがコレだったんですね。

フロッグマン……。蛙男。
ネーミングルールはスパイダーマンと同じだ。5000歩ほど間違えばMCU入りしてたかもしれないそんなコイツ、ぶっちゃけただのレイプ魔だ。

いやぁ、コレをまるでヒーローもののように売り出すアルバトロスの胆力には驚かされる。だってこのジャケ見てくださいよ、カッコよすぎるでしょ。

技術の革新により良くも悪くも多くのCGが盛り込まれがちであった2000年代に生まれた本作ではあるが、なんと一切のCGは使われていない。製作サイドはポリシーのように言うものの、単にお金が無かったって説も濃厚だ。

いや、レビューはテキトーに書いてますし、平均スコア散々ですけど、これつまんなくないですよ。むしろ面白いと思うんですよね。お金無いなりに出来ることは何かっての考えた結果で、ある意味無駄が無い。ダメな点も一杯あるけどこの内容なら笑い飛ばせますから。

個人的に好きなのは、フロッグマンと対峙した際にヒロイン(？)が乳を丸出しにしてあるセリフを言い放つところ。あれは屈指の名シーンだと思います。

まぁそんな映画ですよ。
オススメは…しませんね(笑)

フォーカスみたいな詐欺映画見るくらいなら、このパッケージにダマされろ！！

雨が降るとき…と言いつつ雨なんか降りゃしない。

水質汚染が産んだ哀しきヒーロー
その実態はエロガエル。

心底心底クソ映画だが、ラストのフロッグマンダンスはいいぞー

FILMARKS、気づけば200本目になるし最近観なくなったけど好物の安いホラーみたいのにしようと思ってGEOのワゴンセールでゲットしたこれを観ました。

こーゆーお金も人手も貧相な映画はいかに奇想を転がして限りられすぎた資源でいかに客を楽しませ、ショックを与えるインパクトがあるシーンを作れるかが評価のポイントなんだよね。

その視点から言うとこれはもう百点満点だよ💯
産廃で汚染された環境からモンスターが生まれて暴れ回るっていう完全にパターン化された話なんだけど、その枠組みでうまく（かなり激安だが）オリジナリティーあるおもしろシーンを幾つか撮ってたから😀

まず、怪物の造形がサイコーだよ。ジャケは仮面ライダーアマゾンっぽいかっこよさもあるけど実際出てくるのは緑の超タイトな全身ラバースーツにカエルのマスクっていうハロウィンで受けを狙いすぎて失敗したやつみたいな残念なルックなんだよ笑
このテの映画はハッタリきかせたジャケと実物のギャップを楽しむのが嗜みなんで、こーゆーとこで怒ったりガッカリする人は不粋と言わざるを得ないっす笑

そして、このフロッグマンはカエルなのに何故か人間の女性と交尾して子供を作ろうとする笑
なので夜の帳に身を潜めたり、民家に忍び込んで女性を襲っていく。
モンスターだけどやってること単なるレイプ魔と同じなんだよね。

で、この女性襲撃シーンをかなり工夫して撮ってておもしろい。
１つだけ言うと、セックス真っ最中のカップルがこれから挿入って時に男に忍び寄って男をノックアウト。
男に変わってフロッグマンが女性と合体、女性は気づかずフロッグマンに身を任せる。絶頂を向かえた女性のアハーン、ハフーンてあえぎ声に刺激されフロッグマンもケローン、ケロケローて鳴きながら腰をふりまくる。
アハーン👩、ケロロ🐸、ハフーン👩、ケローン🐸💨🚀
もう、このシーンだけでこの映画観てよかったと思った笑
ありえないほどマヌケとズンドコ感とファンタスティックが溢れてた笑

こんな訳がわからないけど笑うしかないみたいな喜びと脱力が入り交じった境地に飛ばしてくれるのがB級以下の醍醐味だと思うので繰り返しになるけど、そーゆー意味では完璧な映画なので、マジでこれを読んでくれた方は観てほしいです😀


それと、さも最近発見したかのように書いてしまいましたが、実はこの映画10年ぐらい前から好きで、ことあるごとに色んなとこで色んな人にオススメしてきました笑
考えたらここがあったじゃないかと思ったのと、評価があまりに低いので再見して、ちょっとでも平均点上げてやろうという下心もありまして😂