140字プロレス鶴見辰吾ジラさんの映画レビュー・感想・評価

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

プロレス鑑賞が本趣味なのですが映画にどハマりしてフィルマークスに。
琴線に触れるグッドシネマ探求中。

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犬猿(2017年製作の映画)

4.4

”共感”

吉田恵輔。
邦画で面白い作品が撮れる男であり
人の嫌な部分に的確なボディブローを放つ男。
本当に勘弁してほしい
もう辞めてほしい
と何度願ったか…
とにかく死にたくなった(良い意味で)
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.2

”パーティー”

「オーシャンズ11」の主人公、オーシャンの妹が活躍するクライムサスペンス。世界最大のジュエリーの祭典「メットガラ」において、高度なセキリュティシステムの中、1億5千万ドルのダイヤを盗
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

【自由意思を生かすか?殺すか?】

高校2年のときに映画の勉強をしようとして手に取った「時計じかけのオレンジ」(スタンリー・キューブリック監督作品)の冒頭からの暴力に加えレイプ、そして「雨に唄えば」を
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

4.0

【迷宮】

映画とは旅のようなものとよく言いますが、本作は迷宮ですね。難解であれば、入るとズブズブに浸らされてしまう迷宮に近い快感があります。

原因不明の腹痛に悩まされるヒロインが精神科医にかかり、
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

豪華絢爛なスターの共演としてのエンタメ映画とは申し分ない。プレスリーの曲を軽快にヒットさせたり、ラストで流れるクラシックと噴水、さらに逆行の格好良い演出は、オーシャンとテリーの取り巻く男臭い古きよきヒ>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.8

”無理ゲー”

ゲーマーの青年が無実の罪を着せられ窮地に落とさせる。証拠はすべて揃っていて、信じてくれる者は自分の母のみ。無情にもすべての歯車は彼を追い詰めそして絶望へと落とさせる。彼はゲーマー仲間の
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.3

【理想と現実】

前作から14年。
あのスーパーヒーロー家族が
スクリーンに帰ってきた!!

まさにインクレディブル!

前作のラストシーンの直後からのリスタートを切った本作は映像技術的にも心理描写的
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バオ(2018年製作の映画)

3.4

「インクレディブルファミリー」の前菜としての短編映画だが、ピクサーが前菜の韻や心理的なものを本編に生かすのはお手の物だし、今回は暴走しいく別ルートの示唆でもあった。キチ○イじみた料理描写は圧巻ながら、>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.0

「アメリカン・ビューティー」を下地に置いたような家庭の危機やミドルエイジクライシスの主人公をミニマルに伝えつつ、スペクタリティのあるスーパーヒーローパワーの影のラインに寄り添ってブラッド・バード流のガ>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.0

ジョン・マルコヴィッチになれる穴をのぞくことによって、自らのコンプレックスを解放して、そして穴に堕ちていく男の奇妙な物語。本作の演出がどうこうというよりも、「もしも自分が選べたら」「もしも自分が変われ>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.6

”地球温暖化vsイデオクラシー”

偏差値の低いトッピングを多めにしたディザスタームービーだが、地球温暖化が進行→氷河期を迎えるという新たな雑学ネタを手に入れたようなプロットラインから、夕立が近い雲行
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

”無敵の人”

何がそこまで彼を駆り立てるのか!?
トム・クルーズは56歳。
しかしながらシリーズ続編が出るために無茶苦茶なアクションを自分でこなす。危険なヘリのアクションシーンがあれば2000時間も
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

”どうか足跡を消さないで”

この河を辿って行こう
悲しみのルーツをさがして
※B'zの「ROOTS」より。

アメリカのワイオミング州にある「ウインドリバー」という地域。先住民保護区として、保護され
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.3

”The Game(支配者)”

う~ん、この宝石のようなPTA。
※PTA=ポール・トーマス・アンダーソン

鮮やかな視線移動と階層を経てのパワーゲームの進行。前半で些細なワンシーンで張られた映像的
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不能犯(2018年製作の映画)

3.2

《ズンドコ「ダークナイト」》

陳腐、薄い、臭い。 
役者陣の演技の仕方に違和感しか感じない。映画として成立するに至らず、単にアイドルの売り出しで垂れ流されてるTVドラマシリーズの域で行ったり来たり。
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

”日本vsベルギー”

「細田守最新作!」

これは日本vsベルギーです。
前半で2得点を上げて、後半は自陣でボールを回し続けて勝つ方法だって日本にはあったハズです。しかし彼らは最後まで果敢に攻めよう
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.6

”Fallen Kingdom”

「炎の王国」とミスリードも甚だしい邦題をつけられた「王国の落日」を描いた超大作映画が各地のシネコンで上映されていると思うが、上映館数は多くないが、物凄く無様で哀しき
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.0

”フェアプレー”

男と女のテニス対決!
これはただのショーではない!
これはただの闘いではない!
闘いでは満たされぬ自由があった…

男が悪者で女性が正義という単なる女ヒーロー実話ならば、「スカッと
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.2

【王国の崩壊】

まず謝罪から。
「ロストワールド」の焼き増しと鑑賞前は口にしてしまって本当に申し訳ない。恐竜たちの眼前で鼻水垂れながら許しを乞いたい。物凄いものを見てしまったという気持ちになり、そし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

”Action”

映画は人生のようなもので
人生は映画のようなものだ。

生きることは絶え間ないクリエイション活動の連続であり、白鳥が優雅に水面を進む、その水中では足を必死にバタつかせている。それぞ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

”血より濃いモノ”

幼き日に自分に根付いたモノ
それは、その人の
信念であり
宗教であり
希望である。

たとえそれが偽物であっても
その人が生きるにあたって
何より必要な物語であり
血よりも濃く体
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.7

”日常と抵抗”→戦争ポルノではない。

「ガザの美容室」
”ガザ”という地名を聞いて、きな臭い戦争映画と思うかもしれないが、今作は単に、「イスラエル」「パレスチナ」という言葉を並べて、感動ポルノの如く
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

4.0

【歩けども歩けども】

この話は冒頭の主人公と病気の母親との会話で成立している気もするが、のらりくらりとSFでありつつヒューマン喜劇としてのある種の緩さに支えられつつメッセージを投じている。

度重な
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

”Redemption”

苦いコーヒーを啜りあげるような
救いのない人生かも知れないが
甘い甘いママレードジャムのように
隣人にやさしくできたら
愛を惜しみなく贈ることができたなら

この世界に惜し
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

”ソロ…も悪くない”

「STARWARS」という物語は強大な帝国の進撃を反乱軍が迎え撃つということに、反権力への憧れや、古来の人権である抵抗の代弁を行った、アメリカという独立して生まれた国家ならでは
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.5

”ストレスフリー”

可愛いものを愛でられること。
甘酸っぱさに溺れること。
どうかこの世界よ、
壊れずに高く高く飛んで
LA LA LA
宇宙の風に乗ってくれ。

冒頭シーンでホラー映画の如く
縛ら
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.7

”いらない何も捨ててしまおう”

韓国映画におけるアクション挑戦が
また1つ衝撃を伴って生み出された。
冒頭の主観ショットで繰り出される
ノンストップアクションの貪欲性
ここから始まる”BLOOD T
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

”I am your father.”
”I am your son.”
”義理と人情で世界は救われるか?”

是枝監督の集大成にして
パルムドール受賞の大物映画。
邦画版アベンジャーズ級のキャストを
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

”幸せはエゴとエゴの何とやら”

「500日のサマー」のマーク・ウェブ。
このGWにマーク・ウェブの最新作
「さよなら僕のマンハッタン」を見た。
そして今作「ギフテッド」は
この2つをしっかり繋いでい
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

”パンクかぐや姫”

映画とは、すなわち”旅”である。
非日常への旅路であり
過去の感情を思い起こす心の旅路。
そして空間移動なく
精神をどこか遠くへ飛翔させる作用のある
当てがあるようで無いような旅
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.5

”コミカルな絶望”

子どもの頃
「日曜洋画劇場」か何かで
放映されていた本作を見た私は
軽くトラウマに苛まれた。
「こんな奴らに支配されるのか?」
「こんな間抜け面に手も足も出せないのか?」
「人類
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.5

”中2病でも恋がしたい”
by ローランド・デスチェイン

苗字がデスチェインだと?
クレイジーな格好良さだ。
ファミレスの待合の名前設定で使いたい。
本当は押し殺してるけれど
デスチェインって名乗っ
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

4.0

”ベストアルバム”

子どもの頃
親が22時には寝なさいと
TVを消されていた。
だから
「金曜ロードショー」も
「日曜洋画劇場」も
いつも半分で打ちとめにされていた。
だから前半に配置される
華やか
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プレデター(1987年製作の映画)

3.8

”バランス”

「ダイハード」のジョン・マクティアナン。
「コマンドー」のアーノルド・シュワルツェネッガー。
密林の戦場。
重火器の乱舞。
宇宙から来た狩人。
「見えない。」
「見えてる?」
「見えて
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

”ガチ勢の荒野行動”

今、少年少女の間で
「荒野行動」なるスマホでできる
FPSゲームが流行っていると言う。
まだ中学生くらいの少年少女たちが
「友達の頭撃ち抜いた」
「あのキルはスカッとした」
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.5

”そしてまた歩き出す”

嗚呼、「万引き家族」見たい~。
痛恨の体調不良により
折角の半休を「万引き家族」に使えず
悶々と仕事の切れ目を探す日々。
しかしながら劇場でかかっている
「万引き家族」の予告
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