140字プロレス鶴見辰吾ジラさんの映画レビュー・感想・評価

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

140字プロレス鶴見辰吾ジラ

プロレス鑑賞が本趣味なのですが映画にどハマりしてフィルマークスに。
琴線に触れるグッドシネマ探求中。
2017年上半期TOP5
1位 マンチェスター・バイ・ザ・シー
2位 ベイビードライバー
3位 ありがとう、トニ・エルドマン
4位 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー vol.2
5位 ハクソーリッジ
※都度更新あり。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

”世界”

”未来”とは希望に満ちた光の世界だと信じ込まされていた我々に等身大で逃げられないであろう未来を提供したのは、リドリー・スコット監督の82年公開作「ブレードランナー」に他ならない。車は空を飛
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2048:ノーウェア・トゥー・ラン(2017年製作の映画)

3.0

あのバティスタが役者として…
WWEを見始めたときはバティスタの彫刻のような肉体美であるがプロレスの技能の欠片も感じない部分に呆れていた。それがまさか「ブレードランナー」の世界を彩るレプリカントになろ
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2036:ネクサス・ドーン(2017年製作の映画)

3.0

”大停電”から闇に葬ららた世界が再び夜明けに向かう様は、奇才による禁忌への純粋な挑戦により、その夜明けが目を背けたくなる望まれなかったモノだと思い知らされ、人類が常に流転する業の中にいることを突きつけ>>続きを読む

ブレードランナー ブラックアウト 2022(2017年製作の映画)

3.5

「ブレードランナー2049」へ続く3本の短編映画の第1弾。アニメーションによるブレードランナー世界への挑戦というよりもブレードランナー自体の儚く、虚しく、地に足のついた未来像がアニメというイデアに最も>>続きを読む

パージ:大統領令(2016年製作の映画)

4.2

”日本のハロウィンは、日本のパージ”

1年に1度、12時間だけ殺人を含むすべての犯罪が許される法律…

それが”パージ”

それは魂の浄化であり、内なるMADの解放である。仮面やコスチュームに身を包
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリー映画ではあれど、その物語がシュガーマンを追い求め、その約束の地へ向かって辿り着いた高揚感を決して鮮やかではないが、体温を感じさせるライブシーンにて感涙させるエモーショナルな語り口。

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.0

”真面目に不真面目ガチ勢”

トリプルX
トリプルX:ネクストレベル


時を経て
ネイマールを勧誘するサミュエルの図にギボンズとニック・フューリーが呼応する。

明らかに頭空っぽ系列の映画であり、見
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

”チリンチリン”

そりゃ、チリンチリンと言えば、かつてのM1グランプリでチュートリアルが炸裂させた決勝ネタ。あれは本当に笑った…

しかし今回のチリンチリンは全くもって笑えない…


ある一家の惨殺
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亜人(2017年製作の映画)

3.8

”Someone,Call 911”

漫画実写化には2種類あると思う。1つは、映像で実写化するコスプレ大会、2つ目は哲学を投影するアート系統。

しかし「亜人」の実写化には、愛がなければ哲学もない。
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RWBY Volume4(2017年製作の映画)

4.2

”ジェダイの再生、もしくは新たなる希望”

ついに700レビューに到達しました!!

節目は自分の大好きなRWBYシリーズに捧げます。

vol.1の荒削りながらワクワクするアクションと可愛さの追求、
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ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

3.7

”父なるMAD”

仮釈放中の父
闇社会に手を出した娘
逃亡と再生と抗い
父と娘のロードムービー

「ローガン」で既に見た…

というような構成ながら、主演のメル・ギブソンという要素の使いどころが作品
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.8

”号泣会見的思考”

とある議員がお茶の間を爆笑の渦に飲み込んだ”号泣記者会見”という事件があった。

あれで爆笑できます?

私は怖かったですよ。

其処にあるのは
いつかあんな風にすべてがねじ切れ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.0

”瑠璃色の地球”

はてさてこの夏話題となりました「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。リテラシー的に酷評はどうか?と思う意見もあるわけなのですが、個人的に嫌いでない作品です。その中でも広瀬
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.4

”然るべく”

今年の邦画暫定ベスト。

やられた…
只々、やられた…

福山雅治
役所広司
広瀬すず

記号的な配置でなく象徴的に役者もシーンも思わせぶりなのかどうかも”器”のように機能し、土手っ腹
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

”嗚呼、長澤まさみにとことん迷惑掛けたい”

実写版「銀魂」にて
「長澤まさみ、ええ〜」と思ったものの、ふんわりと漂うフェティズムを与えてくれる長澤まさみに思いっきり迷惑掛けたいと思うのである。

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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

”僕たちなんて2分で死ぬ”

”基準”を作る男、
クリストファー・ノーラン。
個人的にはそう思っている。
「ダークナイト」で後のヒーロー映画の基準となり、「インターステラー」ではハードSFと愛情という
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.4

”明日、隕石が落ちてくれば仕事しなくていい”

映画先進国には規模で勝つことのできない発展途上国は、加工貿易的手法でのし上がるほかない。経済発展の加速度に振り落とされてしまうかもしれないという根源的恐
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

”あゝ日常”

日々の生活なんて
日が昇って
朝飯食べて
仕事に行って
仕事が終わって
日が沈んで
行きつけの店があって
微睡んで
瞼が重くなって
また日が昇って
また日が沈んで
また日が昇る

僕ら
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

”その温もりにようはない!”

我々はどうしようもない有象無象の一部にあくまで自然的に生活している。男子や女子、エリートや落ちこぼれといった精神の国境線を内に引かれ、内なるMADを嘘という名の国境警備
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.6

”天然素材”

いきなりですが
好きな四字熟語ランキング!
1位 麻婆豆腐
2位 青椒肉絲
3位 ”天真爛漫”

日本版TVCMに使用されていたワンダーウーマンは天然系?という表現に、また日本サイドの
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.5

”懐メロと逃避行”

「陸からも敵」
「海からも敵」
「決して諦めるな」

ジュブナイル逃避行
小さなボニー&クライド

もしもあの時…
の内なる火花がもたらすファンタジックな叙情詩。

シャフト制作
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

”懐メロと逃避行”

異端児エドガー・ライト最新作にして、カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」と期待値からすでにトップギア!

「打ち上げ花火、劇場で見るか?DVDで見るか?」
「君の膵臓、タレで食べるか
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劇場版 生徒会役員共(2017年製作の映画)

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”ちょうどいい”

本日で私のお盆休みは終了。
明日から社畜のデスロードを”マッドネス”マックイーンとして突っ走ります。

人は社畜と言うけれど
私は孤高のウォーボーイ!!

並みの連勤術師とは格が違
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

”バードマン4”

もとい…

”クロスロード”

縦の糸はあなた
横の糸はわたし

交わったのは、ピーター・パーカーとトニー・スターク。織りなす糸はスパイダーマンとアイアンマン。

ローカルヒーロー
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HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年製作の映画)

1.3

”強く生きろ”

必要なものは?

”忍耐”


邦画屈指のアクション風映画。

徹底したアクションとスローモーションカットによるエモーションと外連味。イケメンが大活躍、イケメンが怒る、イケメンが嘆く
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リベリアの白い血(2015年製作の映画)

3.5

”月の裏側”

冒頭、夜の闇の中に僅かな灯り。仕事へと夜明け前に家を出る男の姿だと分かるまで時間を要する。男の仕事はゴムの原料である樹液の採取。樹液の採取シーンは、ドキュメンタリー映画の如く丁寧にその
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.6

”笑いのないコワすぎ”

説明なしに放り出される時代もいつか不確かで寂しくて救いのない世界。

魔女が恐れられ、信仰心が試されていた時代であるがゆえに、ナ・ホンジン監督の「哭声」のキリスト教への執着と
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.3

”逆上がりの神様”

笑った!泣いた!
泣いた!笑った!
心の奥の方にズーンとくる。
大人になってわかる親の尊さ。
大人になって感じる親の愛情。

そのときになって気が付く不甲斐なさ・・・

傑作です
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.4

”ラブコメ”

断言する!
この映画は”ラブコメ”だと。

清々しいまでのトム・クルーズ様々のスター映画にして、筋骨隆々のトム・クルーズの上半身から下半身まで放送コードギリギリまで攻める”ラブコメ”映
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.3

”ベイビー・ドライバー”

今年最も唸ったポスターと予告編。

「カーズ2」は見ていなかったですが、おそらく「カーズ」1作目の正統な続編であり、「カーズ」1作目のジョン・ラセターの信念を感じる物語。
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LOU(2017年製作の映画)

3.6

”失くしたのは、あなたの心です”

「カーズ3」の同時上映の短編。

日本で言えば落し物箱の妖精的な力がいじめっ子に過去の自分の失くした物と心を取り戻させる粋なハイスピード短編。短編だけあってアクショ
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銀魂(2017年製作の映画)

1.8

”アルバトロス”

130分という時間を本来何に当てるべきだったのか?

130分という時間で何が出来たのか?

130分は必要だったのか?

巷に湧いた好評価に対して開始早々から???が頭の中に。冒
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ライフ(2017年製作の映画)

3.8

”高2病SF”

哲学的SFと娯楽的SFの合間で揺れるSFホラーであろう本作。

火星で発見された生命体に希望を抱き、不安を隠せず、そして魅入られて…

決して娯楽的SFのような不気味でグロテスクで派
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.7

”スタンド・バイ・ミー”

「ブレックファストクラブ」からスーパーヒーローモノへ。アメリカの青春映画の系譜にスーパーヒーローモノのエッセンスを加えたアンバランスな友情のアンサンブルが心地良い映画。
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.9

”ノイズ”

韓国映画「殺人の告白」のリメイクを、「SR サイタマのラッパー」シリーズ、「ジョーカーゲーム」「太陽」を手掛けた入江悠監督がリメイク。正直、韓国版の「殺人の告白」を見たときに、未解決事件
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.5

”一夜の魔女、決別の朝”

魔法=今までのジブリ作品(宮崎作品)
メアリ=米林監督+スタジオポノック
夜間飛行=ジブリの力
校長とドクター=宮崎駿と鈴木敏夫
ピーター=神木隆之介
という視点で見たとき
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