りっく

マージン・コールのりっくのレビュー・感想・評価

マージン・コール(2011年製作の映画)
4.2
政治的に彼らを断罪や擁護せず、あくまでも個々のドラマ仕立てにしたところが勝因。
組織に属する個人としての葛藤。
会社と社会の関係性や責任。
そういったものがミクロな視点から徐々に浮かび上がっていく過程がサスペンスフル。
有事が起こった際の上司のあり方という観点からも興味深く観られる。
政治と娯楽のバランスが上手く保てた、非常に巧みな距離感を持った映画。
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