ハフスブルク家の美術品を沢山所蔵しているグレート・ミュージアムの美術館を建て直す事となった。
この美術館はハフスブルク家が所蔵していた美術品を所蔵しているだけではなく、美術館そのものが美術品になっている。壁や天井に施された壁画そのものが美術品としての価値を持っている。
展示室に飾ってあった美術品を一旦地下の倉庫に移動するが、元々地下の倉庫には沢山の美術品が保管されており展示室のものも含めて全ての美術品を収納出来ない。
そこでオークションを開いて各国の美術館に来て貰って売りさばくこととする。実際のオークションの様子も納められており、興味がつきない。
また展示をしない間に修復をしないといけない美術品も沢山ある。修復の技術がある者はそれ程沢山いる訳ではないので大忙しだ。
美術館の修復には多額の費用がかかるのに、展示をしない間収入がなくて困るという裏事情も出てきて、普段私達観客が知ることの無い裏事情も明かされる。
素晴らしい美術品と美術館内部の様子だけでも見る価値があった。