Qちゃん

オペラハットのQちゃんのレビュー・感想・評価

オペラハット(1936年製作の映画)
3.6
これもずっと観たくて観られてなかったやつ。さくさく消化しよう。このトップイメージ素敵!

フランクキャプラ監督、ブン屋ネタ好きだなーー!「或る夜の出来事」の男女逆転。そんで、「スミス都へ行く」と同様に原題は「ディーズ氏都会へ行く」。オペラハットってお洒落な邦題だと思ってたが、内容は完全に原題通りだった。

ゲイリークーパーわっか!!
出たよ、私苦手なんだよこういう純粋すぎる田舎の良い人。これが今回の恋愛対象かー厳しいかなー、、あれ、なんかこの感じ覚えが。。

クロコダイル・ダンディーだーーっ!🐊
まさかアメリカ国内に元祖ダンディーさんがいたとは!!

そんでやっぱり、、
かっわいそーー!!💦💦
なんてリアルに泣きそうな顔するのーー😢そんで、「オレって、バカだな。。」って自重が入って、また泣きそうになって。。

そこでまだ尺が1/3残ってる。軽い恋愛映画かと思ってたから、後半の展開にビックリしたぞ。なまじ手に入った大金で都会の禿鷹どもに身も心もボロボロにされたダンディーさんもといディーズさん。。法廷シーンちょっと涙出た。でもさー、、あんな目に遭わされて普通ヨリは戻せません。。

星の王子様か熊のプーさんみたいな素朴な名言も。

(新聞の中傷記事に対し)「理解できない。なぜ他人を傷つけることを楽しむのか」
未だに売れる記事がそういう記事ってことが異常な世の中だよね。。

「必要な人に金を渡すと病気と思われる」
彼の名前deeds(行い、偉業の意)ってこともあり、no good deeds go unpunished(全て裏目に出る)って言葉が脳裏をよぎる。

少しは笑えるシーンも。
ウェイターの暴言「向こうのテーブルのプードルみたいな男です」からの、その男のフレームイン笑った。ほんまや!髪型が!🐩
執事を始めとする大の男4人で吹き抜けの反響合唱もウケる。
Qちゃん

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