寿司職人

ピーター・パンの寿司職人のネタバレレビュー・内容・結末

ピーター・パン(1953年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「そうだ。あの船なら見たことあるよ。私が子供の頃。」そんな映画。

大人になってからしか見えないものがある。が、子どもにしか見えないものもある。
自由で、楽しくって、空も飛べるような。

童心を思い出させてくれる映画だ。こんなテーマ大好き。

大人になれば楽しいことばっかりじゃないが、そんな時こそピーターパンになって楽しいことを考えたい。すると、スッと身軽になれる。

50年代の映画ともなるとやっぱりストーリーや見せ方は見劣りするが、当時では革命的だったんだろうな。金色の空飛ぶ船なんかは最高にキレイ。当時なら尚更だろう。

ちなみに音楽は最高。

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個人的好きなシーン3つ

一つ目はやっぱり、子どもたちが初めて飛ぶシーン。楽しいこと考えれば飛べるなんて最高じゃん!大切なのはもっと信じることさ。
クリスマスのおもちゃ♪美味しいお菓子♪いざ、ネバーランドへ!!!

二つ目は、金色に染まった船が飛ぶシーン。こんな素敵な絵が他に存在するだろうか。

三つ目は、ラストでお父さんが夜空に船を見つけるシーン。あれだけ夢なんて信じなかったお父さんが童心を思い出すなんて最高じゃないか。

みんな子供の頃はもっと自由に想像していたのだ。それを忘れてしまっているだけである。

大切なものを思い出させてくれてありがとうピーターパン。また、忘れた頃に戻ってくるよ。
ピーターパン症候群のおじさんより。
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