マグロ

愛の島ゴトーのマグロのレビュー・感想・評価

愛の島ゴトー(1968年製作の映画)
3.4
ディストピアNTR
ボロヴツィクの長編デビュー作。

独裁者ゴトーが支配する小さな島が舞台の不条理愛憎劇。
底辺出身、野爆の川島を綺麗にした感じの男が美しい王妃と不倫えっちしまくるためにあれこれ頑張るお話。

めちゃくちゃシュール。物語のしっちゃかめっちゃか感もさることながら、のっぺりとした画作りや間を意識したカットなど演劇的な雰囲気が漂う。ベケットやカフカーやらを思い出すつくり。

王妃が綺麗すぎてそりゃ抱きにいくわって感じで良き。
数回しかないカラーシーンの中であえて生肉を選ぶセンス大好き。
マグロ

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