OASIS

13回の新月のある年にのOASISのネタバレレビュー・内容・結末

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

エルヴィラはその外見から想像もできない寂しさを隠した強い女性、いや男性だ間違いなく。
強く生きようとしても世間はそうさせてくれないジレンマと孤独感。
しんどくて辛い映画だ。

彼はいつから死のうと思っていたのだろうか?
男娼に傷つけられたときか?
ボーイフレンドに馬鹿にされたとき?
ビルの地下で男性の自殺を目撃したときなのか?
そのどれもがきっかけであり、実は大したことではないかもしれない。
彼、彼女の気持ちに寄り添おうにも簡単にそうはさせてもらえない心の距離、バリアを感じさせる映画だった。
OASIS

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