13回の新月のある年にの作品情報・感想・評価・動画配信

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

相変わらずしんどい人を描くのが上手い。こっちまでしんどくなる。

ファスビンダー2作目
エルヴィンの最後の5日間を描く

夜更けの並木道
暗がりの中泡沫のぬくもりの為に
男娼を求めるエルヴィン
こんなに深い青で
表現する夜のとばり
スクリーン鑑賞では無い事に
秒で…

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Juzo
5.0

エルヴィラが何度も自らの過去をたどり直す様は、まるで失敗した過去を訂正しようとするかのようで、彼女の人生がまるごと後悔と傷の反芻になっているように感じる。
ファスビンダーはトランスジェンダーの苦悩を…

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3.9
屠殺場が勤務先だった主人公を観て王家衛のHappy Togetherはこの映画から少し影響受けてる気がした
4.4

もうどれに何度挑戦しても、生理が合いすぎてるのか何なのかファスビンダーは開始15分で毎回爆睡している。よくタルコフスキーは鬼門、なんて言われるけど自分の中では比較にすらなってない、集中しきって通しで…

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金井
-
「ゴミ、都市そして死」の再構築だ、また戯曲を読み直して見返したい
露骨
-

悲哀が能動的に込み上げてくる。フォルカーシュペングラーの自死は普遍的な共感を呼ぶものではない。焦点は違うだろうが、ホルモンバランスの乱れによる影響なんかも加味すると他者のみならず自己に打ち負かされる…

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け
4.1

まだ4本目だけどファスビンダーの映画のなかでこれが一番好きだった!
わたしはこれが「トランス女性の物語である」とは言い切れない、主人公の「本当のジェンダー」を本人含め誰もわからない気がする
「性転換…

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なぎ
4.2

さびしい映画だなと思っていたらファスビンダーが恋人を亡くした事が大きな影響を与えてる作品だそうで、 カメオ出演してたしねちゃっかり。
話題に挙がりがちな屠殺場のシーン、p.staffを彷彿とさせる

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このレビューはネタバレを含みます

絵とそれに合わさる音が刺激的な世界だった。
序盤の新月のテロップから何か想像もしえない世界の序章なのかと思ってしまった。

同棲していた恋人が出て行った日から始まり、エルヴィラが今まで関わりを持った…

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