「リオ・ブラボー」で好きになったハワード・ホークス作品。
ずーっと観たくて探していてアマプラにあるのを知り観てみました!
これが「スクリューボール・コメディ」か。
普通のコメディよりもテンポが早く矢継ぎ早に進む感じ、分かりました。
とにかくうっるさい!!笑
会話が次から次へと交わされるので、テキトーに観てると乗り遅れます。
実は1度目、携帯いじりながら観てたので全く分からなくなり翌日2度目観ました。
実証済みです。笑
ケイリー・グラントの役がクズでキャラ的に最高。
ロザリンド・ラッセル演じるその元妻ヒルディが再婚をする新しい旦那さんと
元の職場である新聞社にくるところから始まります。
ヒルディの元旦那ウォルター演じるのが新聞社の編集長であるケイリー・グラント。
もうこの時点で面白いんですけどね。
カッコイイんだけど笑える。
そうそう
1番最初のテロップに出てくるんですが、この時代の新聞記者は記事を書くためなら犯罪以外は何でもしたそうです。
なるほど…それがこの後色々起きる布石なのかと。
精神異常が認められた黒人警官殺しの死刑囚の執行が翌日に迫っている。
本来なら執行をどうにか先延ばしにしなければいけない事なのに
市長は市長選で黒人の票を集めたいがために死刑の執行を急ぐ。
その記事を元妻ヒルディに未練が残るウォルターが最後の仕事にと書かせようとする訳です。
その後、ある事件が起こり・・・
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ドタバタにドタバタが重なるので飽きません。
ヒルディと一緒に来た新しい旦那さんのブルースが散々な目に遭います。
最初の挨拶の時は、声出して笑いました。
マルクス兄弟もこんなネタやってたなと。
未練たらたらのウォルターがどうにかして2人の仲を壊そうとするのですが面白かったです。
ウォルターの送った刺客により、何度も騙されるブルースが可哀想であり爆笑ものでした。
スクリューボールといえばこの作品という位、割と好きな人が多いようですね。
確かに面白い。
他のスクリューボールコメディも観てみたくなりました。