ヒズ・ガール・フライデーの作品情報・感想・評価

「ヒズ・ガール・フライデー」に投稿された感想・評価

ageless505

ageless505の感想・評価

4.5
まぁしゃべるしゃべる!
記憶でなく脊髄反射でしゃべる。
圧倒的セリフ量、超絶テンポの掛合い。
セリフに必要な表情・仕草・動作を全く犠牲にすることなく、しゃべるスピードをあそこまで上げられるものかと感心する。否、唖然とする。

某紙編集長のウォルターのもとへ前妻の女性記者ヒルディが現れる。
ヒルディは明日再婚の段取りだと元夫に挨拶し、数時間後の列車で新夫実家の地へ旅立つという。
しかしウォルターはまだヒルディに、女(妻)として、敏腕記者として未練があった。
再婚を思い止まらせたいウォルターは引き止め策として、ヒルディの記者魂をくすぐるあるネタの記事作成を依頼するが・・

"girl friday"は”都合よく活躍してくれる女”的な意味合い、ウォルターはアノ手コノ手でヒルディの出発を遅らせ自分(新聞社)に都合よく特ダネ記事を書かせようとする。

ウォルター演じるケイリー・グラントのクールというより軽薄極まりないおしゃべりぶり、そしてヒルディ演じるロザリンド・ラッセルがいつの間にか元夫のGirl Fridayになってしまっているおまぬけ感。そんなドタバタ劇の裏面で、表層的な関心で特ダネ奪取に奔走するジャーナリズムを鋭角的に皮肉るハワード・ホークスの手腕。

個人的には、州知事の使者ペティボーン(ビリー・ギルバート)という太っちょおっさんのポンコツぶりに腹筋崩壊でした。周囲の超絶掛合いテンポスピードに飲まれないマイペース型ポンコツ。
notitle

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3.6
元妻でやり手の記者が再婚の報告にやって来るところから始まるスクリューボールコメディ。圧巻のマシンガン会話劇。途中に寿限無が投下されても自然な位。ずる賢い奴が上手く生きる世のようであまり好かないが、多分今だって然程変わらない。編集良い。
yh

yhの感想・評価

3.8
スクリューボール・コメディということで軽い気持ちで観たけど、冒頭のテロップどおりかなり風刺的な内容で驚いた。記事のためなら何でもする記者がとにかく酷い。ケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルには本当に不快にさせらせる。
振り回される人たちがかわいそうで仕方ない。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

1.0
色々な具をこれでもかって詰め込んだ大盛りの食べ物を、無理やり食べさせられているような不快感満載のドタバタ劇。
せめて主演のケイリー・グラントに魅力があれば違ったものになったかもしれないけど、ロザリンド・ラッセルに負けないくらい喋りまくるウザさに、もういいよって感じ。
物事には程良い量というものがあるもんだよ。
このハワード・ホークス監督の『ヒズ・ガール・フライデー』は、スクリューボール・コメディとして有名だが、確かにコメディ要素は多分に或るが、喜劇面よりも「会話の大洪水」のマシンガン・トークの凄さに驚かされる。
全編を通して、早口の会話だらけである。


物語は、ヒルディ(ロザリンド・ラッセル)が婚約者ブルースを連れて、それまで働いていた新聞社を訪れる場面から始まる。
その新聞社の編集長ウォルター(ケイリー・グラント)は、ヒルディの前夫だが、ヒルディをまだ愛している。
その後は、物凄いスピードで物語が展開していく。

スクリューボール・コメディとしては、キャサリン・ヘプバーンの『赤ちゃん教育』の方が大笑いできたが、こちらの映画は「この後どうなっていくんだろう?」というのを見守る雰囲気である。
とは言っても、傑作であることは間違いない。
とにかく喋る喋る
気持ちのいいくらいハイテンポな映画だった。
話のスピードについていけなくて、うっかりすると流しがちだが…マスコミのクズっぷりが存分に味わえる。相当、人間のクズですよ…殺人以外のことなら何でもやる。いや、間接的に殺人もやってる。

冒頭、現代を生きる自分たちに向けて言うかのように「記事の為なら殺人以外は何でもやった頃の話。現在の業界人とは関係ありません」という注意書き。最強の皮肉だ…この映画が作られて80年経った現在も変わっていないですよ!と言ってあげたい。
この暗黒さをグサリと鋭く描き込む辛辣な内容なのに、爆笑コメディに脚色したスタッフ達の腕手はもう神業としか言えない。
jj

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3.9
喋る喋るとにかく喋る。。疲れないのか・・ってくらい。
イーストウッドやタランティーノが大絶賛の本作。あれれ??自分には合わないかも・・とにかくヒロインの結婚と退職を止めさせようと色々と工作するケイリー・グラントにイライラ。ヒロインとその婚約者も主人公の術中に難なくハマってしまって、おもんな~い。
しか~し、ある事件をきっかけに状況の面白さ、この丁々発止のやりとりの心地良さに釘付け!!前半我慢すれば後半の物語と笑いの畳み掛けにワクワク楽しい♪ さすがハワード・ホークス監督!すげぇぜ~
Nagi

Nagiの感想・評価

4.0
真剣さがない方向に転がっていくところ。それを皮肉っているところ。うまいコメディ映画だと思う。
LaserCats

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3.7
主人公のやってることはけっこうひどいけど、あまりにテンポよく彼のペースに乗せられていくので笑っちゃいました
pier

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4.5
ホークス × グラントのタッグ好き。
洗練された都会派スクリューボールコメディ。
ロザリンド・ラッセルとの超高速なやり取りが見どころ。
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