ヒズ・ガール・フライデーの作品情報・感想・評価

「ヒズ・ガール・フライデー」に投稿された感想・評価

Bhader

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3.7
主人公のやってることはけっこうひどいけど、あまりにテンポよく彼のペースに乗せられていくので笑っちゃいました
pier

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4.5
ホークス × グラントのタッグ好き。
洗練された都会派スクリューボールコメディ。
ロザリンド・ラッセルとの超高速なやり取りが見どころ。
カトウ

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3.4
スクリューボールコメディと言えばコレという作品ですよね。非常にスピード感があり、全体的にはコメディ。でも1人の女性を中心に展開されていく物語は当時の男尊女卑的風潮への社会風刺の意味も込められてるのでは、、?
yadakor

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3.0
前半は好き
後半はどんどんスピード感が失われる代わりに人の会話(喧嘩)が増えて、冷めた
良くも悪くも戦前の映画、という気がするかな
なみき

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3.0
期待してたのとは違ったかな。というか、これはコメディなのでしょうか。話はシリアスだし、キャラクターもなんだかぎすぎすしてるし、演出もサスペンス的に感じました。マシンガントークな会話は面白いとはいえ、『赤ちゃん教育』みたいな楽しさを期待してみはじめたから、これではないなーという感じです。
このハワード・ホークス監督の『ヒズ・ガール・フライデー』は、スクリューボール・コメディとして有名だが、確かにコメディ要素は多分に或るが、喜劇面よりも「会話の大洪水」のマシンガン・トークの凄さに驚かされる。
全編を通して、早口の会話だらけである。


物語は、ヒルディ(ロザリンド・ラッセル)が婚約者ブルースを連れて、それまで働いていた新聞社を訪れる場面から始まる。
その新聞社の編集長ウォルター(ケイリー・グラント)は、ヒルディの前夫だが、ヒルディをまだ愛している。
その後は、物凄いスピードで物語が展開していく。

スクリューボール・コメディとしては、キャサリン・ヘップバーンの『赤ちゃん教育』の方が大笑いできたが、こちらの映画は「この後どうなっていくんだろう?」というのを見守る雰囲気である。
とは言っても、傑作であることは間違いない。
Ricola

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3.1
新聞社というかメディアは、いつの時代でもスクープを狙ってあの手この手で手を尽くす。

ある大事件をめぐって仕事のために追う記者と、人権を守ろうとする記者。彼らのやり取りが面白おかしく描かれている。

コメディなのだが、ずっと笑えるというよりはたまに声を出して笑う場面があるという感じ。

正直、他の作品よりケイリー・グラントのコメディさが少なく感じた。
saccharin

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3.2
これもタランティーノお気に入りの1本ということで観賞。

他の方のレビューみて、登場人物がみんな喋りまくるという点がタラに影響を与えてるとあって「なるほど」と思った。

新聞社を舞台にしたラブコメディ。

元旦那の記者が中々に最低なヤツです(笑)
記事のためなら殺し以外なんでもやった時代、ポスト紙の美人記者ヒルディはそんな業界に嫌気がさして再婚し足を洗うことを、元旦那兼上司のやり手編集長ウォルターに報告するが、彼女(の才能)に未練があるウォルターは、どうにか黒人警官射殺事件の裏に隠された政治的取引に関するスクープ記事を書かせようとする。

日本語字幕が全く追いつかないスクリューホール・コメディ!
史上最速で送る、もどかしい恋。
Cisaraghi

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4.5

このレビューはネタバレを含みます

1940年の映画にして、この職業婦人の描き方はどうよ!何とカッコいい、仕事のできる根っからの新聞記者、ヒルディ。同業の男性記者たちに対して何ら怯むところなく対等、あるいはそれ以上に渡り合う。ロザリンド・ラッセルさん、ほんとイケメン。
 
元夫であり元上司の編集長、記者としてのヒルディを高く買っているケイリー・グラント演じる新聞屋ウォルター。特ダネのためなら多少汚ない手も使う。女性は家庭に入って平凡な幸せを手に入れるべきだと考える保守的な旧来の価値観の持ち主、ハイディの婚約者ブルース。でも、ブルースもあくまでもヒルディの気持ちを尊重し、自分の価値観を無理に押しつけたりはしない、良心的な男だ。

この3人の関係を軸に、音楽もほぼ一切なく話は進んでいくのだが、とにかくみんなずっとすごい勢いで喋りっぱなし。それなのに、字幕の情報量が少なすぎる!これではセリフの面白さが十分わからないのでは。日本語音声も英語字幕もないので頑張って聞き取るしかないのだろうが、いかんせん、早口過ぎる。

それでも、ポンポンと早い展開のドタバタコメディは十分楽しめる。ケイリー・グラントの舞台仕込みと思われるコミカルでキレのある、いつもの洗練された体の動きが実に素晴らしい。話全体としても、舞台劇を見ているようだ、と思ったら、もとは戯曲らしい。

今さらだけど、ここまでイケメンかつ一流のコメディ俳優というのは、ケイリー・グラントとヒュー・グラントのWグラントくらいのものだろう。
 かつ、ケイリー・グラントは、ダメ男専門のヒュー・グラントと違ってコメディ以外にも幅広い役柄をこなせることを考えると、後にも先にも唯一無二の存在と言ってもいい、実に魅力的な俳優だ。
 この時ケイリー・グラント、おん年35歳。まだ渋さはそれほどでもなく、お顔もお目々も丸くてキューピーちゃんのようにキュートだ。

それにしても、ハワード・ヒューズの描く女性像はなんて自由で新しくて可愛いんだろう。むしろ、女性はセクシーでなければならないという強迫観念に縛られているように見える昨今のアメリカ女性の方がよほど不自由に感じるほどだ。決してわざとらしく胸元を開けたりしない、キチッとしたスーツの着こなしもカッコいい。

だけど、保安官を追っかけて行くところなどは、完全に「ポパイ」のオリーブ。足の細さとか、長さとか、動きとか。そういえば髪型もオリーブだよね?

時は戦前。新聞社の話なので、ヨーロッパの戦時情勢、ヒトラーやポーランド回廊の話が会話の中にポンポン飛び出してくる。
 それでも、深刻さは全く感じさせない。まだ参戦前だが、多分アメリカは戦争が始まっても、楽し気な映画を作りながら一方で戦争していたんじゃないだろーか、と思える。 

戦後、それまで禁止されていたアメリカ映画が日本に雪崩れ込んできて、日本人がみんな夢中になり、大いにアメリカ的価値観に染まったのも無理ないと思う。圧倒的に魅力的なんだもの。

GHQが意図的にアメリカ的価値観を日本人に植え付ける手段としてアメリカ映画を普及させた、という側面もあったようで、やり口そのものはどうかと思うが、ケイリー・グラントの出ているような映画がその急先鋒だったのだとしたら、全然結果オーライじゃん、と深く考えずに思ったりする。

それにしても、画像が悪くて見にくいし、音もノイズが入ってる。デジタルリマスターとかで、何とかならないのだろうか?
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