ピッツア橋本

バッド・チューニングのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

バッド・チューニング(1993年製作の映画)
4.2
“スターお宝映像的青春堕落ムービー”

70年代半ばのアメリカの中高生たちの暮らしを題材にした青春群像劇。とりあえず、みんな飲酒運転やらハッパやらやりたい放題の怖いもの無し。

近年の映画だと『アメリカンスリープオーバー』に近いかな。
基本はパーティーしたい若者たちの恋や友情と衝動の話。
地元ルールというか、先輩が後輩の遊び場で粋がってたらケツバットとか、合理的じゃない描写があってなんか地方出身者の自分としては国を越えたリアリティを感じた苦笑

映画鑑賞としては邪道かもしれないが、とにかく本作は若かりし頃のハリウッドスターがてんこ盛りで、スマホで検索しながら映像と見合わせしながら楽しんだ。
マシューマコノヒーは髭面でわかった。ベンアフレックは時間がかかった。レニーセルヴィガーはわからなかったなあ。

filmarksのリストには無かったけど、ハルハートリーのヘンリー三部作に出てるパーカーポージーも出てて、色気がすごい美少女だった。

因みにエンドロールは役者と役者名が全員紹介されるので、答え合わせとしても楽しめる仕様。

この見どころ満載の豪華キャストの割に、どうやら日本では4年前にちょこっと劇場上映されただけの代物。

ハリウッドスターファンなら観る価値は充分あると思います。
ピッツア橋本

ピッツア橋本