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ファニー・ピープル/素敵な人生の終り方のSPNminacoのレビュー・感想・評価

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人生に絶望した売れっ子コメディアンと、そのアシスタントになった売れないコメディアン。コメディアンの憂鬱もの映画であり、これもブロマンス映画。けど、ダークサイドのアダム・サンドラーと、ここでは常識的善人なセス・ローゲンの相性はあんまり愉快じゃない。ネタ披露のシーンが多いせいか145分と長い上に、そのネタ自体が笑えないし、もともと自分がサンドラーと相性悪いのかも。芸人仲間ジョナ・ヒル、ジェイソン・シュワルツマンとのやり取りの方がまだ面白い。初心に帰るエンディングは巧いけど、失いかけた人生を取り戻しても懲りないサンドラーの自意識に対して、セス同様にどうも仲間内で甘やかした視点が生ぬるいというか。あと、ジャド・アパトーの実娘たち自慢が。確かにモード・アパトーの「メモリー」ウマすぎるけども!
超個人的には、無愛想な女芸人オーブリー・プラザがデラウェア出身でウィルコのファンってのがたまらんかったです。
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