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魔像ゴーレム・呪いの影のTSのレビュー・感想・評価

魔像ゴーレム・呪いの影(1966年製作の映画)
1.2
短文感想 13点
ばりわろた。もうラストが正気の沙汰ではない。とても大の大人が考えたとは思えない結末。これでギャラを貰えているのでしょうから逆に素晴らしいものです。

以下、ツッコミポイント

・IT!というタイトルが意味不明。ただし、あのitより古いからこちらの方が元祖か。
・ミイラ化した母に気づかずに1分以上も母に話しかける主人公
・魔像ゴーレムに傘で叩かれて死ぬ館長
・魔像ゴーレムの無双具合

いや、もう魔像ゴーレムの無双具合には声を出して笑ってしまいました。物語はいきなり大ごとになり、よもや核ミサイルをゴーレムにぶちまけます。そのシーンだけアメリカの水爆実験レベルの映像を借用してくるのですが、どう見ても近距離にいたのに主人公たちは防犯ゴーグルしか装着していない軽装ぶり。いや、死ぬて。
そして一番おかしいのが、それをまともにくらったはずのゴーレムが無傷でいること。ラストまで地味だがそこそこ慎重に描かれていたのに最後なんだこれ。失笑で終わる映画とはこの作品のことを指すのでしょう。久々にふざけた映画を観ました笑
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