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マン・オブ・スティールのoldmanSEヨKのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
1.0
現実感を持たせるアメコミヒーローでは、スーパーマンは実はかなり難題だと思う。

なんといってもコスチューム!
あまりにシンボリックになり過ぎてしまった。でもコレを着させないとスーパーマンじゃないし…今の時代に違和感と苦笑いなく自然に溶け込ませるのは、けっこう仮面を東映マンガ祭りに参戦させる以上の難題かもしれない!!

そんな感じで、映画化の度に監督の手腕が試されるヒーローなのだが…
いやぁ、個人的に自分とは全く合わない嗜好の持ち主ザック・スナイダーは今回も健在!

冒頭のクリプトン星の描写、ラッセル・クロウのグラディエイターぶり全開のジョー・エル、ゾッド将軍の“あの”倒し方…

今回、好きな部分もありました。
まず、ケントの悩めるモラトリアムなフリーターぶり、クリプトン星人同士の戦闘時の無敵ぶり、街を破壊しまくるクライマックス(あれだけのパワーで綺麗事は言ってられないですよね)
ケビン・コスナーとダイアン・レインの配役はなぜか絶妙だった。
ただ…お父さんは助けられたとは思う…

実は今回、予告とかのイメージは凄く良かった!期待してしまった。
思うにザック・スナイダーはイメージ監修で参加して欲しかった。

ザック・スナイダーは根暗過ぎる!
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