とびん

アイアンマン3のとびんのネタバレレビュー・内容・結末

アイアンマン3(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズシリーズの続き。
アイアンマンは毎回例外なく面白いが、今作もよかった。
主人公のキャラがたっているプラス、脚本がいいため引き込まれる。発想も個人的にかなり好き。
特にアイアンマンで花火を上げる着想は面白かった。
アイアンマンってナルシストだけど、意外にもろいんだよね。
そのギャップに多くのファンがつくんだと思う。
あと、子供嫌いそうなのに子どもと親しくなる描写も、親近感が湧く。
気難しいキャラと子どもって王道だけど、キャラをより深堀できるいい王道パターンだよね。
自分は、身体そのものに超能力が付随しているヒーローより、スーツに力を借りている者たちのほうが好きだ。
その方が人間らしさが内在していて引き込まれる。
その人自身がヒーローだと、肉体と比例した精神性からありきたりな脚本にならざるを得なくなるような気もする。
自分がヒーローなのか、スーツを着た自分がヒーローなのかっていうこれまた王道な葛藤も表現できるし。
最後はうまくまとまりすぎている感があったけど、アベンジャーズのトラウマの克服として描いたんだろうし、起承転結の承転がよかったので気にならなかった。
あと途中の戦闘シーン、かっこよすぎ。
片手片足だけスーツを着た状態での戦闘シーンは迫力がすごかった。セリフもウィットが効いていて、見ていて楽しかった。
アイアンマンシリーズで、3が一番好きかもしれない。
とびん

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