なお王

アイアンマン3のなお王のレビュー・感想・評価

アイアンマン3(2013年製作の映画)
3.6
時系列で見るアベンジャーシリーズ、その8。

NYチタウリ決戦の後、PTSDに苦しめられるスターク。
そりゃそうですよね。自分が闘ってるのは国防総省とテロリストだと思ってたのに、斜め上から予想外の敵がやってきて、あわやNY壊滅の危機に陥ったんですから。心中お察しします。
そして今回はハッピーとポッツも巻き込まれて可哀想です。自宅が全壊になり、スタークは咄嗟に身につけたスーツで遠くに飛ばされ、散々です。
そして避難先で出会った少年と一緒に自己再生する兵士相手に大人版ホームアローンみたいな展開に。「アメイジングスパイダーマン」のリザードンを思い出しました。やっぱりトカゲの遺伝子じゃなかったなって。

あと、私、「ノーウェイホーム」はいつ見られるのかなって。思えば「ノーウェイホーム」見たさに娘から復習を命じられてずいぶん遠くに来てしまいました。ゴールが遠い。

で、その自己再生する兵士を作ったのはガイピでした。やっぱりね、いつか出てくると思ったよ。使用前、使用中、使用後、みたいな変身があるのでガイピも楽しかったでしょうね。今回は遺伝子操作?に成功してるのでわざわざ博士まで変身する必要ないと思うんですけど、ガイピだからしょうがない。

ポッツも遺伝子操作されて最強になるんですよ、その過程が本当に可哀想で、なんでポッツがこんな目に会わなきゃならないのかと思うと見てられなかった。が、しかし、最終形態のポッツはカッコ良すぎてそのままアベンジャーズに入っちゃえばいいのに、と思いました。すぐにスタークに戻されちゃいましたけどね。

スタークはスタークでPTSDのおかげでものすごい数のスーツを作りまくっていて、戦闘シーンがド派手でした。アイアンマン祭り。
ただ、今回アイアンマンとして闘うというよりは、トニー・スタークとして闘うシーンが多くてスーツは道具、という感じでしたね。
1作目で着脱にめっちゃ時間がかかっていたので、スーツが自ら飛んできて自在に着脱できるのが見ていてワクワクします。あと、遠隔操作できるようにしたのはやっぱり、NY決戦で死を覚悟したからなんでしょうね。
やっぱりスタークって天才だな、と思いました。
なお王

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