シネマチケットを消費しなければならず。かなりアカンシーン多めの噂に不安を抱きつつ鑑賞。
…だめだった。2度と大画面では見ない。隣にいた長女から「大分落ち着きがなかった」と言われ身悶えながら奮闘した映画です。指の隙間から覗くって実際やるもんなんですね。ストーリーが面白いのでのめり込みすぎたのかもしれません。冷静に遠くから小さい画面で見れば意外と平気かもしれません。
主演は阿部サダヲ様です。
元々怖い顔ですが（失礼）、誰もが好感を抱いてしまうサイコパスを真顔で演じていて戦慄します。
オープニングで「ABE SADAWO」と出てきた時は、そっか「WO」なんだなーと、一人心の中で「アベサダウォ」の発音にハマっていました。その後何が起こるかも知らず。
そして、岡田くんのいつもの爽やかさを封印した感じが良かったです。初めて上手いな（失礼）と思いました。取り込まれてしまった目と、冷静でいるときの目が違うので、お母さん本当にハラハラしましたよ。
演出も秀逸でした。拘置所の面会室？のシーンがなんとも言えないんですよね。阿部サダヲに重なる岡田くんと、岡田くんの背後に被る阿部サダヲと。何言ってるかわからない方はレンタル始まってからちっさいテレビで見てください。
大きい画面はお勧めしません。
