リング0 バースデイのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

貞子が井戸に落とされるまでを描くエピソード０。

劇団員をしていた貞子が他のメンバーに嫉妬されていじめられたり、果ては特殊能力を恐れた周りの人間にリンチにあったり、とにかく散々な目に遭う話。
そりゃ怨んで井戸から出てくるわな、っていう仕打ちで何だか腑に落ちる内容ではあった。

監督は中田秀夫監督から鶴田法男監督にバトンタッチされているけど、Jホラーっぽい湿った感触は健在で、「らせん」よりは楽しく観れた。
ドーン！って驚かせ方よりは、覚醒した貞子が画面のちょっとしたところにワープして近づいてくるみたいな演出が痺れるな。

エンディングがラルクというのが時代を感じて良い。久しぶりに聞いたけど、Finaleいい曲だな。