【2013/4/30:下高井戸シネマ】設定こそ非現実的ファンタジーではあるものの、ここで描かれるのは実恋愛で起こり得ることばかり。ルビーは「魔法」みたいに現れたけど、実恋愛における絶対的な対象だって、あんなふうに突然現れ、突然消えて、あの人との時間ってなんだったんだろう?と反芻したりするもの。だからこそあのラストは余計だな〜とも感じるけど、可愛いふたりにはこのくらいのご褒美をあげたいなと思える、愛おしい作品でした。下高井戸シネマのレイトにあんなにカップルいるの初めてだったけど納得。恥ずかしながら、自分の好きな人の「あんまり好きじゃない部分」もちゃんと愛そうと思いました。わたしたちは魔法を持たないからね。